主催:検定プラス編集部」
「本番の弱さ」だけで片付けない。
突発的に身体や行動が縛られる複雑な現象について、いま科学が明かしている足跡を辿る。
突発的に起き、慢性化する「行動の麻痺」。
こうした、身体が思い通りに動かなくなる慢性的な機能不全を、「イップス」と呼びます。
イップスの発生メカニズムには、現代の脳科学や医学をもってしても未だ解明されていない領域が多く残されています。
しかし近年の研究によって、これが単なる心の持ちようではなく、脳の運動制御ネットワークや神経系が関係していることが少しずつ浮き彫りになってきました。
この検定は、現代のビジネスパーソンやアスリートを襲うこの現象について、脳科学、生理学、組織心理学の視点から「現在までに分かっている限りの知見」を客観的に共有する試みです。
自身の心身と向き合うための新しい視点を得る場として、ご活用ください。
イップス解読初級編:なぜあなたの身体は裏切るのか
~脳のバグを、正しく名付けろ~
「緊張に弱い」「メンタルが脆い」
——あなたはそう言われてきたか、あるいは自分でそう思い込んできたか。
違う。
あれは性格でも意志でもなく、脳の運動制御ネットワークが引き起こした物理的なエラーだ。
その現象に、名前がある。
イップスという。
初心者には起きず、熟練者ほど深刻になるという逆説。
「考えれば考えるほどうまくいかなくなる」という体験の神経科学的な理由。
スポーツだけでなく、プレゼン・商談・メール送信にも同じ構造が走っていること。
本書は、あなたの「裏切り」の正体を解剖する。
正しく名付けることが、すべての出発点だ。
主催:検定プラス編集部(公式プロジェクト)
当編集部の中にも、イップス経験者はいます。
経験者として味わったのは、「これまで積み上げてきた努力や時間が、否定された」という思いでした。
しかし、本気でその分野に向き合い、練習や実務を重ねてきた人でなければ、イップスは起きません。
つまり、イップスは、努力の証そのものだと言えます。
本検定は、現在分かっている知見を道標にして、次への小さなヒントを見つけるための場です。
あなたのこれまでの歩みは間違っていません。
張り詰めた肩の力を抜き、自分自身の身体と新しく向き合うきっかけを持ち帰っていただけることを願っております。
運命の検定がここに眠っています。
検定プラスが目指す、これからの「知の探究」
テクノロジーの進化によって日常の作業が効率化されるこれからの時代、現代人にはかつてない「可処分時間(自由に使える時間)」がもたらされようとしています。
この増えゆく自由な時間を、単なる情報の消費で終わらせるのか、それとも自らの知的好奇心を刺激し、物事の本質を見極める「生きた教養(リテラシー)」の向上に充てるのか。
この選択が、これからの人生の豊かさを大きく左右するでしょう。
「検定プラス」は、一般社団法人協会総研が運営する、大人のためのオンライン探究学習プラットフォームです。
通常の「目的のある検索」だけでは決して出会えない、まだ見ぬ知識や専門団体の独自メソッドと偶然出会える知的空間(ブラウジングの場)を設計しています。
世の中に潜在している豊かな専門知や公的データを丁寧に掘り起こし、誰もが能動的に楽しめる形で可視化(編集・翻訳)することで、日々の生活をより面白く、豊かに変えていくための「知のインフラ」として機能することを目指しています。