主催:食育総研
「食品ロス検定」は、
についての知識を測る検定試験です。
<食品ロス問題とは?>
日本では年間約472万トンの食品ロスが発生しています。
これは国民1人あたり年間約38kg、毎日おにぎり1個分を捨てている計算になります。
この量は国連世界食糧計画(WFP)による年間の食料支援量に匹敵する規模です。
食品ロスは単なる「もったいない」という問題だけでなく、
など、多面的な影響を持つ現代社会の重要課題となっています。
<検定の目的>
この検定は、食育活動に携わる方々が食品ロス問題について体系的に理解し、それぞれの活動の場で実践的な食品ロス削減の取り組みを広げていくことを目的としています。
食育の一環として食品ロス削減を取り入れることは、「食への感謝」「持続可能な食の選択」「健康的な食生活」「食文化の継承」といった食育の中心的価値と深く結びついています。
<検定の概要>
<出題範囲>
食品ロスの「なぜ?」から「どうする?」まで
食品ロス検定に合格された方全員に、無料で「食品ロス教育テキスト」をプレゼントいたします。
<テキスト概要 :食品ロスの「なぜ?」から「どうする?」まで>
食品ロス問題を「知る→理解する→行動する」の流れで解説。
食育活動に新たな視点を取り入れたい方、環境問題と食をつなげて伝えたい方に特におすすめします。
<こんな場面で活用できます>
<形式>
受験を迷われている方へ…本編へ挑戦される前の前座としてお読みください。
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冷蔵庫の奥で忘れられた野菜。
食べきれずに残った料理。
店頭に並ばないまま行き場を失う食品。
食品ロスと聞くと、こうした身近な光景を思い浮かべる人が多いでしょう。
そして、「残さず食べればよい」「買いすぎなければよい」と考えるかもしれません。
もちろん、それも大切です。
しかし、食品ロスの問題は、家庭の心がけだけでは語り切れません。
一つの食べ物が食卓に届くまでには、生産する人、加工する人、運ぶ人、販売する人、調理する人など、多くの人が関わっています。
土地や水、燃料、電気、包装資材も使われます。
私たちが捨てているのは、目の前の食品だけではありません。
その食品が届くまでに費やされた時間、労力、資源まで失っているのです。
だから食品ロスは、「食べ物を捨てる問題」であると同時に、「社会が食べ物をどのように扱っているか」を映す問題でもあります。
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食品が余る理由は、一つではありません。
家庭では、買ったことを忘れる、予定が変わる、作りすぎる、期限表示を誤解するといったことが起こります。
店では、品切れを避けるために多めに仕入れたり、見栄えのよい売り場を保つために商品を並べたりします。
生産現場では、味や安全性に問題がなくても、大きさや形が基準に合わないという理由で流通に乗らない場合があります。
誰か一人が悪いわけではありません。
消費者は新鮮な商品を求めます。
店は期待に応えようとします。
製造や流通の現場では、安定した供給を守ろうとします。
その一つ一つは合理的に見えても、全体として見ると、食べられる食品が余る結果につながることがあります。
ここに、食品ロス問題の難しさがあります。
善意だけでは減らせない。
注意を呼びかけるだけでも足りない。
私たちの買い方、売り方、作り方、運び方をつなげて考える必要があります。
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日本には「もったいない」という言葉があります。
物を大切にし、無駄を避ける。
その精神は、食品ロスを考えるうえで大切な出発点です。
しかし、「捨てるのはよくない」と唱えるだけでは、問題の全体像は見えてきません。
たとえば、食べ残しを減らそうとして無理に食べれば、別の問題が起きます。
安全性への不安を無視して食品を利用することも適切ではありません。
寄付すればすべて解決するわけでもなく、受け取る側の保管や配送にも条件があります。
大切なのは、単純な正義感で判断することではなく、どの段階で、なぜ余り、誰が何を変えられるのかを考えることです。
食品ロスを学ぶことは、食べ物を粗末にしない方法を覚えるだけではありません。
社会の中で起きている出来事を、家庭、企業、生産者、行政など複数の立場から考える練習でもあります。
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食品ロスという言葉は大きく聞こえますが、入口は日常の中にあります。
買い物に出かける前に、家にある食品を確認する。
すぐ食べる商品なら、棚の手前から選ぶ。
見た目が不ぞろいでも、品質に問題がなければ選択肢に入れる。
外食では、食べきれる量を注文する。
どれも特別な行動ではありません。
ただし、重要なのは、行動だけを覚えることではなく、その行動がなぜ必要なのかを理解することです。
理由を知らないままでは、習慣は長続きしにくいからです。
食品ロスの知識が増えると、スーパーの売り場の見え方も変わります。
期限表示の読み方、値引き商品の意味、商品の並び方、季節商品の量、規格外品の扱われ方。
これまで何気なく通り過ぎていた場所に、社会の工夫と課題が見えてきます。
食べ物は、買った瞬間に生まれるものではありません。
遠くの畑や海から、多くの手を経て届きます。
私たちが何を選び、どう使うかによって、その後の流れも変わります。
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食育とは、栄養や料理を学ぶことだけではありません。
食べ物がどこから来るのか。
誰が支えているのか。
自然の恵みをどのように受け取り、次の世代へどうつないでいくのか。
そこまで考えて初めて、食を学ぶ意味が広がります。
食品ロスは、環境、資源、食文化、地域社会、暮らし方と結びついています。
つまり、食品ロスを知ることは、食を通して社会を見ることでもあります。
身近な冷蔵庫から始まり、生産地、工場、物流、店舗、飲食店、行政、世界の取り組みへと視野が広がっていく。
その広がりに、このテーマの面白さがあります。
食品ロスを減らす答えは、一つではありません。
家庭でできることもあれば、事業者にしか変えられないこともあります。
技術が役立つ場面もあれば、慣習や価値観を見直す必要がある場面もあります。
立場によって見える課題が異なるからこそ、考える余地があります。
「自分はどこまで知っているのか」
「よい行動だと思っていることは、本当に全体の改善につながるのか」
「食品が捨てられる背景を、どれほど説明できるのか」
その問いに向き合う入口が、食品ロス検定です。
本編では、身近な生活だけでなく、食品が生産されてから食卓に届くまでの流れや、社会全体で進められている取り組みにも目を向けます。
知っているつもりだった「もったいない」の向こう側に、まだ見えていない課題があるかもしれません。
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運命の検定がここに眠っています。
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