名称 | 一般社団法人協会総研 |
事業内容 |
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公式サイト | https://kyokaibz.com/ |
所在地 | 東京都新宿区百人町1-10-15 JR新大久保駅ビル4F |
役員 |
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あたらしく団体を作りたい人は、ぜひこれを参考にしてください。
【1】団体を作る前に
【1-1】すでにある団体をチェック
あなたが始めたいと思っている活動は、すでに活動をしている団体に入って活動すれば済むことかもしれません。
そういう団体があるかどうかを、いちど調べておきましょう。
この時代、ネットで調べるだけでもいろいろと情報が得られます。
むろん、そういう団体が見つかったとしても、必ず入らなければいけないわけではありません。
などの理由で、「やはり自分で団体を立ち上げよう」という結論になってもよいのです。
それに、既存の団体について情報を取っておくことは、後でいろいろと役に立つでしょう。
成功例や失敗例がわかるかもしれませんし、今後協力しあえる可能性もあります。
【1-2】1人で考えるか、だれかと相談するか
団体を作るプロセスには、大きくわけて
という3種類があります。
Cの「A、Bの中間」とは、たとえばある程度プランができるまでは自分で考え、途中から仲間を引き入れる、といったプロセスです。
A、B、Cどれが良いかは、いちがいには言えません。
あなたがやりやすいと思えるプロセスを選ぶのがよいでしょう。
【2】団体の種類
世の中の「団体」にはどんな種類があるのか、整理しておきましょう。
団体には、大きくわけて
という区別があります。
【2-1】任意団体
役所に届け出(登記)をしていない団体を「任意団体」といいます。
たとえば
などは、ほとんどが任意団体です。
【2-2】法人
役所に届け出(登記)している団体を「法人」といいます。
たとえば
などが法人として扱われます。
法人にはそれぞれの法律があります。
したがって法人が活動するにあたっては、該当する法律に従って活動することになります。
【2-3】どちらを選ぶ
任意団体がよいのか法人がよいのかは、いちがいには言えません。
ただ、ビジネス色の濃い団体を作る場合は最初から法人を選ぶことが多く、そうでない場合は
「当面は任意団体として活動し、時機が来たら法人化する」
という考えでスタートすることが多いようです。
本稿では、任意団体をケースに話を進めます。
【3】はじめに考えること
あらためて書くまでもないですが、団体には名前が必要ですね。
あなたも、ここで指摘されるまでもなく、団体には名前をつけるつもりのはずです。
名前を含め、団体に最低限必要な要素をあげておきます。
【3-1】名前
「名は体を表す」という言葉があるように、名前をみただけでだいたいの活動内容がわかるような、そんな名前をつけるのが理想的です。
とくに「会員を増やしたい」「メンバーを募集している」といった場合は、名前がわかりやすいほうが有利です。
実際には会社などで、「株式会社タナカ」「ジャパン産業株式会社」(いずれも架空の名前)のように、名前だけでは何をしているのかさっぱりわからないケースがかなりあります。
また、つけたい名前をすでに他の団体が使ってしまっていることもあるでしょう。
けれども、わかりやすい名前をつけることができるのであれば、それが最適といえます。
【3-2】代表者
団体には代表者がいるのがふつうです。
近年話題の「ティール組織」のように代表者がいない団体を作ることは可能かもしれませんが、一般的には団体には代表者がいます。
代表者は1人とはかぎりません。
人数の多い団体で、2人体制、3人体制で代表を担うこともあります。
そうはいっても、ほとんどの任意団体では代表者は1人です。
代表者は永久に代表者である必要もありません。
たとえば「任期」を設定し、定期的に代表者が変わるようにするのもありです。
言い出しっぺのあなたが代表者になるという決まりもありません。
もちろんあなた自身が代表者になってもよいですし、だれかに代表をやってもらってもよいです。
【3-3】メンバー(会員?)になる条件や手続き
見知らぬだれかが、あなたの団体に興味を持ち、「どうしたらメンバーになれますか?」と聞いてきたとしましょう。
その質問に答えるには、あらかじめ
を明確にしておく必要があります。
メンバーになる条件の例:
メンバーになる手続きの例
【4】次に考えること~しっかりした団体に見られるためのたてつけ~
任意団体を設立する場合は、役所に提出する書類や手続きがあるわけではありません。
法人にくらべて手軽ですし、いろいろと自由です。
とはいえ、任意団体であっても、はたから見て「しっかりした団体」に見えることは重要です。
そのための最低限の「たてつけ」はあったほうがよいですね。
それには、以下を準備します。
【4-1】目的(理念)
何のために団体を作るのか、団体の活動目的を文章にします。
どんな目的にしようと本来は自由ですが、「会員を増やしたい」「メンバーを募集している」といった場合は、人々が共感してくれるような目的を考えてください。
したがって個人的な目的よりも、「みんなの目的」になるものを考えます。
その目的に魅かれた人が、入会します。
【4-2】おもな活動
見知らぬだれかが、あなたの団体に興味を持ち、「この団体は、いつも何をしているのですか?」と聞いてきたら、どう答えますか?
このときズバリ「かくかくしかじかの活動をしています」と答えられると、しっかりした団体に見えます。
「あれもしています」「これもしています」といろんなことを総花的に答えるのは得策ではありません。
「何をしているのか、よくわからない」という結果になりやすいからです。
実際にはいろんな活動をしていてもかまいません。
ですが、外部に説明するときは、ズバリ「かくかくしかじかの活動をしています」とシンプルに答えましょう。
ようするに「軸となるメインの活動」を明らかにするのです。
【5】補足
以下のものは、いずれは必要になります。
今のうちに考えておいてもよいですし、団体が動き始めてからおいおい整備するでもよいでしょう。
だいだい以上で団体ができあがります。