主催: name fun(合同会社つまふきトキ商会)
「面影がなくなるその前に」
わが国では少子高齢化と新型コロナウイルス等の影響から、猛烈な勢いで地方の風習や施設が廃れて行っています。
そんな状況はあなたの身近に存在しているのではありませんか?
諦観したり嘆き悲しむ前に何ができるか、一緒に考えてみましょう。
そして当検定を通じて、何かささやかなことでも前向きな行動を与えることができれば幸いです。
各地の滅びゆく風景にスポットライトを当て、みんなで悲しもう。
Let's ノスタルジー!
などなど、「かつてこうだった場所」の数々。
そのなかには、ケアされることなく滅ぶにまかされている場所がたくさんあります。
このままでは、何の痕跡もないまま消滅してしまうでしょう。
それは、歴史の消滅でもあります。
「人は二度死ぬ」という言葉があります。
一度目は、肉体が滅びたとき。二度目は、人々の記憶から消えたとき。
記憶から消えたときが、本当の死だと言われます。
「かつてこうだった場所」にも、同じことがあてはまるのではないでしょうか。
わたしたち name fun は、そんな危うい場所ーー ”廃” ーーの情報を集めています。
みなさんからの情報も募集しています。
「記念碑とまでは言うまい。でもせめて看板でも立てて、記憶から消えないよう、痕跡を残そうよ」
そんな思いで、活動しています。
この検定は、
忘れられつつある ”廃” に、みなさんの注目をなんとかして集めたい
という必死の試行錯誤の1つです。
ぜひいちど、日本の ”廃” ワールドを、のぞいてみてください。
<検定の概要>
(注)
許可がされていたり、受けたりした以外の敷地・施設には決して立ち入らないようにしてください。
思わぬ事故や怪我に遭う可能性があります。
また、建造物侵入罪や軽犯罪法違反等に問われることがあります。
本検定は、その様な違法行為を助長するための内容では一切ありません。
合格者全員に進呈:”廃”用語集
”廃” 用語集
かつて人々が集い、賑わいに溢れていた場所があった。しかし時の流れと共にその姿も変わり、遠い記憶の中に埋もれていった。そのような場所には私たちが学ぶべき歴史や記憶が秘められているものの、忘れ去られる運命にあることはまさに歴史の喪失である。
我々はこの”廃”を守り、後世に伝えるために立ち上がった。そして「”廃”用語集」という書物が生まれた。この書物は”廃”に関する知識を広め、その価値を伝えるために作られたものである。
この書物は「A面」と「B面」という二つの顔を持っている。それぞれが異なる視点から”廃”について語り、その魅力を伝えている。「A面」では”廃”に関する23の実在の用語を取り上げ、詳細な解説を施している。これらの用語を通じて”廃”の魅力や意義を理解することができるだろう。
一方「B面」では”廃”に関するマニアックな造語40個を紹介している。各用語に対してはユーモアを交えた解説がなされており、これを通じて”廃”への興味がさらに広がることであろう。
この「”廃”用語集」が歴史や風景に新たな価値を見出し、その保存や再評価へと繋がるきっかけとなることを、我々は切に願っている。さあ、あなたも手に取り、”廃”の世界を楽しんでみてはいかがだろうか。
はじめまして。
合同会社つまふきトキ商会 代表の石井です。
人間として実在しています。
わたしたちの事業のミッションは、各地に存在する見過ごされがちな地域資源を、多様な視点で発掘し、その魅力を伝えることにあります。
”廃” にスポットライトを当てること、すなわち ”廃活” は、わたしたちが大切にしている活動の一つです。
かつて人々が集まり人工物があったのに、現在は寂れつつある場所…その歴史的な価値を理解することは、社会にとっても意義のあることだと考えています。
わたしたちの活動が、地域の活性化の一助になることを願っています。
<ご案内①>
「The 田舎活検定」という検定も行っています。
ぜひお試しください。
<ご案内②>
合同会社つまふきトキ商会では、name fun というクラウドファンディングのプラットフォームを運営しています。
「全国各地に埋もれている、目立たない地域資源にスポットをあてる」ことを主旨としています。
成功した案件には、支援者の名前を刻んだ看板が、その場所に立つことになっています。
地域活性や町おこしに興味のあるかたは、ぜひ支援をお願いします。
合格者全員に進呈:”廃”用語集